象は非常にスピリチュアルな存在です。
私はインドに滞在し、修行していた時期がございますがインドの様々なところで像を見かけました。
インドでは象は牛と共に神として古くから崇められてきた動物でございます。
実際に「ガネーシャ」という象の神もいます。
ガネーシャ神はあらゆる障害を除去して成功に導く総合の神。
商売繁盛や金運、学問、文化や芸術、病苦からの解放と健康、医学、精神世界・・・
などなど非常に多くのことに精通しているとされております。
ですからインドでは、壁画やカレンダーなどでガネーシャが登場することが多いです。
インド全体を象徴するシンボル的な神でもあります。
ですが、日本では象といえば、多くの方にとって縁深くない動物です。
象は動物園でしかみたことが無く、普段あまり意識される方も多いのではないでしょうか?
しかし、そんな日本でも夢の中に象が登場することはたびたびございます。
夢の中に登場する夢はその時の場面や登場人物、状況などによって意味が変わってきます。
それぞれのシチュエーションごとの意味について今回は説明いたします。
象に追いかけられる夢の意味
象に追いかけられる生々しい夢。
実際は手に汗握る命に関わるような状況となりますが、夢の場合は
「強大なパワーや人との繋がり」を意味しております。
つまりはとても良い意味なのです。
そもそも象そのものが巨大なパワーの塊です。
そんな象が迫ってくる夢は
巨大なパワーを持った人と繋がる可能性を示唆しております。
象に追いかけられる夢を見た場合は、近日誰か大きな力を持った存在と繋がる可能性がございます。
象の夢を見てから一週間から一ヶ月前後は新しい出会いがあった時に、相手をよく見るようにしてください。
何か強く惹かれるものがあるのであれば、その方は象のような大きな力を持っている可能性が高いです。
そのパワーに触れたい場合は出来るだけ何度もその方と会ったり話をしたりすると良いでしょう。
象の葬式の夢
象は葬式と思われる行動を取る人間以外での唯一の動物です。
群れの仲間が天へと旅立つと、まるで別れを悲しみ、惜しむかのように一列になって長い鼻でその亡骸に触れていくと言います。
そのような象の葬式の夢の意味は
「巨大なパワーや巨大なパワー持つ近親者との別れ」
を意味しております。
近親者が実際に亡くなるとは限りません。
なんらかの理由であなたの元を離れていくことが多いです。
そして巨大なパワーとは主に自身がお持ちの運気である可能性が高いですね。
運気が離れることを防ぐことは難しいですが、近親者との別れであれば防ぐことが可能です。
もし、象の葬式の夢を見た直後、親しい方から意味深な言葉をかけられたりした時には
その方に出来るだけ優しくしたり、その言葉の真意を詳しく追求したりするようにしましょう。
そうすることで、その方を引き止めることができます。
小さな象があなたの周囲をぐるぐると回る夢
小さな象(小象、赤ちゃん象)があなたの周りをぐるぐると回る夢は近い未来、幸福が舞い込んでくることを示唆しております。
このような夢を見る場合は大抵、全ての運気が上昇傾向にあり、何か新しいチャレンジへの成功率が上昇しております。
そしてその新しいチャレンジの成功にて幸福が舞い込むことになるのです。
小さな象があなたの周囲をぐるぐると回る夢を見た場合は、保留状態になっていたことを新たに初めてみることをお勧めいたします。
象の背中に乗っている夢
象の背中に乗っている夢は
「象の守護動物霊が近日あなたの元に訪れる」ことを意味しております。
守護動物霊とはその名の通り、動物タイプの守護霊でございます。
守護動物霊は通常、犬や猫など日本人にとっても身近な動物がなる場合が多いです。
象のような日本人にはあまり身近ではない動物が就く場合は、像のような巨大なパワーを有しているか、あるいは前世にて象と深いご縁があったかのどちらかです。
どちらにせよ、象の守護動物霊は守護力はもちろん、攻撃力も半端なものではございません。
その巨体から繰り出されるパワーは圧倒的で、たとえ良くない霊が大挙して押し寄せてきたとしても軽く蹴散らせることができます。
そしてその巨体から放たれる威圧感から、ただ象をいるだけで恐れをなして逃げてしまう霊も多いです。
もちろん、霊だけでなく「不幸」「病気」「事故」などといった人間を苦しめるマイナス要素をも粉砕することができます。
もし、象の守護動物霊がつけば非常に強力な味方になるのは間違い無いでしょう。
ガネーシャが登場する夢
象ではなく、ガネーシャ本人が夢の中に登場されることもございます。
ガネーシャとはこのような姿の神でございます。
スピリチュアルに興味があるのであれば、一度はその姿をどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
そんなガネーシャ神が夢の中に登場する意味は
「人生の障害を乗り越える手助けをしてくれる。」
です。
ガネーシャとはなんの縁もゆかりもないという方の夢にも出てくることがございます。
現世では縁もゆかりもないというだけで、上記でお伝えしたように前世にてなんらかの繋がりがあると、夢の中に登場し手助けをしてくれます。
また、心に邪気や歪みがなく、子供のような純粋無垢さを持つ方もガネーシャは好むと言われております。
ガネーシャは占星術を司る守護神でもあり、インドの占星術師の間では崇拝されております。
ガネーシャが夢の中に登場したことで、占星術に関する潜在能力が開花したという例もございます。
かくいう私もその1人でして、十年ほど前に私の夢の中にガネーシャが登場しました。
その時のことは今でもはっきりと覚えております。


そして翌朝起きてみると私に新たな透視能力とインド占星術
の知識がいつの間にか備わっていたのです!!
信じられないような話ですが、本当のことです。
以上のことから、ガネーシャの夢を見たあとは、なんらかの障害が取り除かれたり、潜在能力の覚醒へとつながったりします。
まとめ
象はその見た目通り、大きなパワーの塊。
敵にまわすと怖い存在ですが、味方に回ってくれればこれ以上に頼もしい存在はございません。
夢の中に像が出てきた場合は(その内容によっては失うこともありますが)
象のような巨大なパワーを手に入れたり、象そのものが味方になったりすることが多いです。
もし、意味深な象の夢を見たと言う場合は遠慮なくご相談をしていただければと思います。