人間関係に悩む方はとても多いです。
数あるお悩みジャンルの中でもいつの時代も変わらず、上位に君臨するのが人間関係での悩みです。
人間はあらゆる生物の中でも最も複雑な生き物とされております。
その理由は「複雑かつ高度な感情表現」ができるからです。
これは人間の持つ長所でもあり短所でもあります。
短所は何かと言いますと、複雑かつ高度な感情表現ができるから人間関係、対人関係の難易度が上がることです。
特に日本人は「空気を読む」「察する」という高度なコミュニケーション能力がございます。
ただ、日本人でも空気が読むのが苦手だったり、うまく察することが出来ない方も多いです。
そしてそれだけで、仲間外れにされたり、いじめを受けたりすることもあるのです。
そこまでいかなくても人間関係は簡単に悪化してしまうものです。
そこで今回は人間関係が悪化する理由と、その解決方法についてスピリチュアル的な観点からお伝えしていきます。
人間関係が悪化なる理由
人間関係が悪化する理由は大きく分けて二つです。
一つは「自分自身の態度や言動」で悪くなる場合
そしてもう一つは「自分自身の変化」で悪化する場合。
前者はわかりやすくいえば、相手を不快にするような態度や言動をとったりすると人間関係の悪化に繋がりやすくなります。
当然と言えば当然ですが実は人が嫌がることを平然とやっている方は多いものです。
例えば
当然のようにことわりもなく、非喫煙者の前でタバコを吸う喫煙者です。
大半の非喫煙者の方は副流煙を嫌います。
それにもかかわらず目の前で平気で吸う喫煙者がいまだに一定数存在しているようです。
これは嫌がらせではなく、一部の喫煙者は「非喫煙者がいかにタバコの煙が不快かを理解していないから」起こる現象と言えましょう。
そしてよほど心が広くなければ、両者の人間関係にはヒビが入ってしまう、というわけですね。
他には自分自身は「愛のあるいじり」としてその人のコンプレックスを指摘して笑いをとる行為。
これもいまだに一部の芸人の間では「笑いの一部」として取り入れられているようで、それに影響された方が真似をして、人間関係に亀裂が入ることが多々あります。
自分自身は「これはセーフだろう」と思ってやっているいじりでもその人から見たら「不快ないじめ行為」と取れることも少なくありません。
そして後者の自分自身の変化による人間関係の悪化について。
これを説明する前に、まず人のコミュニティーはほとんどの場合
「似たもの同士」で構成されております。
ですが、成長などによる変化でその似たもの同士から外れてしまうことがあるのです。
こちらも例をあげて説明しましょう。
Aさんは内気で大人しい人たちが集まるグループに所属していたとします。
ですが、Aさんは自分を変えたく徐々に明るくなっていき、様相も派手になっていくと、徐々にそのグループ間にある種の「違和感」が漂っていきます。
そしてその違和感はやがて人間関係の悪化に繋がり、Aさんはグループから抜けることになるのです。
人間関係が突然悪くなった場合するべきこととは?
はっきりと
「お前のここがこれこれこういう理由で嫌いになった!」
と、人間関係の悪化に繋がった原因を具体的に指摘してくれれば一番わかりやすいのですが、お伝えしたように空気を読む、察する文化のある日本でははっきりと指摘してくれる方は少ないです。
ですので大抵の場合は自分自信で人間関係悪化の原因を突き止めなければなりません。
そしてそのためにするべきことは
「自分自身の言動・行動の再確認」です。
多くの場合、人間関係の悪化の原因は自分自身の言動や行動によるものです。
ですので、まずは自分の行動や言動を見直して、もしそれがわかればすぐに相手に謝罪をしましょう。
出来るだけ間を開けずに謝ることができれば早期の人間関係改善に繋がっていくでしょう。
そして自分自身の変化により、人間関係が悪化した場合・・・
その変化が良き変化の場合は無理をして人間関係の改善へと行動する必要はございません。
その方とは距離を置き、別れましょう。
真面目で律儀な方ほど、別れが苦手な傾向にありますが、別れは決してマイナスなことではございません。
別れのスピリチュアル的な意味は
「新しいスタート」「まだ見ぬ出会いへの一歩」
など、非常に前向きなものです。
出会いと別れは繋がっております。
別れを告げればその先には新しい出会いが待っているのです。
そしてその出会いは良き変化を遂げたあなたにふさわしい素晴らしい出会いとなるでしょう。
特にいわゆる自分自身にとってプラスにならないような人たちのコミュニティーに入っている場合は、人間関係が悪くなったらすぐにそこから脱却するようにしましょう。
同じ年収で同じような価値観で同じような仕事につき
たまに集まって飲み、お互いの愚痴を吐き合う。
このようなコミュニティですね。
そのような人付き合いは
「ストレス解消に必要だ。」
「たまにはこうやって愚痴を吐きあうこともしなければ潰れてしまう。」
などと自分自身に対して言い訳し、ズルズルと関係が長続きしがちです。
ですが、言い方は悪いですが多くの場合は
「傷の舐め合い」となっております。
この傷の舐め合いの何が良くないのかというと
「辛いのは自分だけじゃない」
「みんな同じように厳しい状況なんだから大丈夫。」
と、現状にしがみついてしまう理由を見つけてしまい、成長が止まってしまうことが多いからです。
なあなあで傷の舐め合いをしているような人間関係ははっきりいって毒にしかなりません。
人間関係が悪化しなくても少しでも違和感を覚えたのであればあなたが良き変化をしている証です。
出来るだけすぐにそのコミュニティから脱却するようにしましょう。
友人・知人は少ない方が良い
そして重要なこともお伝えいたします。
友達は多い方が良い、という風潮がありますがこれは間違いです。
自分と価値観が似通っており、刺激しあえ、互いの成長につながるような友人・知人は多い方が確かに良いのですが、こういった方はなかなかいらっしゃいません。
ですので、必然的に本当に必要な友人・知人は少なくなるものなのです。
自分とは相反する相性の友人・知人がいる方は多いですが、そのような友人・知人が多ければ多いほど思考が歪み、成長や現状からの脱出から抜け出せなくなります。
ですので、無理に友人・知人を多く作ろうとする必要はございません。
よくあるのが
「俺、会社員をやめて専業YOUTUBERになるわ。」
などと、これからの「変化」や「成長」へとつながるような夢を話すと
「悪いことは言わんから真面目に会社員やっとけよ!」
「YOUTUBERだけで食っていける奴なんて一握りなんだからマジでやめとけ!」
などと忠告してくる方がよくいます。
これは一見、良い友人のように見えてしまいます。
確かに、なんの才能も戦略もなく、ただ漠然とYOUTUBER一本で生きていこうとするのであれば無理があります。
ですが、それがその方の成長や飛躍につながる場合でも多くの場合は「その人のため」を思って引き止めてしまう方が多いのです・・・
このように良くないコミュニティーに属していると自分自身の成長のために次のステージへと上がろうとしてもそれが出来ないので注意が必要です。
まとめ
ここまでのことをまとめますと人間関係の悪化は必ずしも自分のせいではなく、場合によっては
成長や次のステージへとつながる未来への希望にもなる、ということですね。
ただ、
自分自身のせいで人間関係が悪化してのか。
それとも自分自身の変化で人間関係が悪化したのか。
その違いがわからないこともあるでしょう。
その時はどうか遠慮なさらず私までご相談をください。
私はインナーチャイルドのヒーリングを得意としておりますので、あなたのインナーチャイルドをヒールして人間関係の改善へと繋げて参りましょう。
インナーチャイルドのヒーリングは対人面・コミュニケーションに問題がある方以外でも
- 自分に自信がない方
- 過去に何らかのトラウマがあったり、過去への固執がある方
- メンタル面で問題がある方
などにも有効です。
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