私はヒーラーでもあるので
「ヒーラーになりたい!!」
「ヒーリングを学びたい!!」
というった相談をよく受けます。
世界には圧倒的に「癒し」が足りておりません。
特に日本は仕事第一主義な社会ということも相まってストレスを抱えている方が多く、癒しが必要です。
だからこそ、癒しを提供するビジネスがたくさんあるのです。
しかし、ヒーラーの数は圧倒的に足りていないのが現状です。
だからこそ、ヒーラーを志願する人はもっと増えて欲しいと願っております。
そしてヒーラー志願者の方に言いたいのは「ヒーラーは誰でもなれる」ということです。
ヒーラーになるために必要なこととは
占い師もそうですが、ヒーラーになるためには特別な資格などは必要ありません。
極端な話、全くヒーリングが使えなかったとしてもヒーラーと名乗ることはできるのです。
ですから自称ヒーラーの中にはヒーラーとしての実力が伴っていないという方も多いです。
しかしヒーラー志望者は「実力のあるヒーラー」を目指しております。
そんな実力のある素晴らしいヒーラーになるためには一体何が必要なのでしょうか?
それにはいくつかあります。
一つずつ説明していきましょう。
救済意欲
一番は多くの人を癒したい、救いたいという救済意欲です。
世の中、大抵の方は自分のことで精一杯だと思います。
よほど金銭的、生活的に余裕がなければ家族でもない他人を救いたい、とは思えないものです。
しかし中には金銭的に恵まれていなくても、自分よりも他人を優先してしまう方はいらっしゃるものです。
そういった方は自分を犠牲にしても他人を助けたい、と動いてしまうので良くも悪くもあるのですが、良いヒーリングにはこのような強い救済意欲は欠かせないのです。
精神論的な話ですが、音楽などと同じようにヒーリングには術者の意欲や感情が反映されます。
作者の魂そのものが反映されたかのような絵画や、ソウルフルな歌には心を動かされますが、同じように救済意欲の強い真心の込められたヒーリングには確かな効果が付随してくるものなのです。
そのような特徴もあり、ヒーリングはある意味アートのような側面もあります。
奉仕精神
見返りや報酬を求めない奉仕精神もヒーラーとしては必要です。
ヒーラーになる理由として真っ先に「お金儲け」が浮かぶ方は残念ながら良いヒーラーにはなれないでしょう。
なぜならお伝えしたようにヒーリングには術者の感情が反映されます。
ですからお金儲けという欲が強いと、それもヒーリングに反映され、効果が弱まってしまうのです・・・
お金を稼ぐのが悪いというわけではありません。
ただ、ヒーラーと財的欲求はあまり相性が良くないのです・・・
ヒーラーと相性が良いのは自分にとっての利益よりも他社の笑顔や幸せといった奉仕精神なのです。
その精神はヒーリングの効果を大きく強めてくれます。
前向きな考えが保てること
ご相談者様はヒーラーに良くも悪くも影響を受けます。
それはヒーラーのメンタルも同じです。
ですからヒーラーがマイナス思考でネガテイブだったりすると、ご相談者様もその影響を受けてしまうのです・・・
ご相談者様は癒しを求めてヒーリングを受けているのに、今より良くない方向に向かってしまうのは絶対に避けなければなりません。
ですからご相談者様も明るくなれるようにヒーラーには前向きで、元気ハツラツなパワーと性格が必要なのです。
健康的であること
実力派のヒーラーだと健康状態までもヒールを通してご相談者様に反映されてしまうことも。
ですからフィジカル・メンタル共に健康的であることも非常に重要です。
健康とは言えない方はもちろん、今は健康でも喫煙・飲酒・暴飲暴食など健康に良くないことを繰り返している方はヒーラーに向いておりません。
立場や地位に関係なく謙虚な心を保てること
良いヒーラーになる為には傲慢さもNGです。
それまでは低姿勢で礼儀正しくても金や地位、名誉を手に入れると人柄が豹変する方がいらっしゃいます。
突然人を顎で使うようになったり、自分よりも下の立場を見下したり・・・
ヒーラーはそのような傲慢な性格になると、それまでは良いヒーリングが放てていたとしても、ヒーリングの効果が弱まってしまいます。
ですからヒーラーとしての地位やパワーが上がって、多くのリスペクトを集められるようになっても初心を忘れず、謙虚なままでいることが重要なのです。
ヒーラーとしての強い使命感を持っていること。
自分はヒーラーとして人々を癒す為に、救う為に生まれてきたんだ。
という使命感を持っていれば、自然と仕事(ヒール活動)に対して責任感を持つようになりますし、より良いヒーリングが放てるようになるのです。
ヒーラーとして長く精力的な活動を続けていけば、自然とヒーラーとしての使命感は持てるようになります。
生まれついての才能も重要だが、努力でカバーできる
トップレベルのヒーラーを目指すのであれば、生まれついての才能が必要となります。
ヒーリング能力は霊能力の一つでして、これは先天的なものです。
先天的にヒーリング能力をお持ちの方は、オーラ自体に癒しの力が宿り、特に力むことなく無意識にヒーリングが放てるようになります。
そして生まれついてのスピリチュアルヒーリングをお持ちの方は他者にヒーリング能力を授けることもできます。
ただ、多くの方は先天的なヒーラーではありません。
ですので、ヒーラーを志す方はまず先天的なヒーラーを探すと良いでしょう。
良い師の元につき、ヒーリング能力を授けてもらえばあとは努力次第で良いヒーラーとなることができるはずです。
対面ヒールよりも遠隔ヒールを
対面ヒールというのは実際にヒーラーがご相談者様と対面し、近くでヒーリングをかけるものです。
昔はこちらが主流でした。
確かに対面ヒールの方が効果は強いのですが、私は遠隔ヒールを勧めます。
遠隔ヒールとは文字通り、遠く離れている相手に向かってヒーリングを放つというもの。
遠隔ヒールは
「本当に効果があるのか?」
という疑問の声もあるのですが、しっかりしたヒーラーの放つ遠隔ヒールであれば確かな効果が期待できます。
そして遠隔ヒールを勧める理由はお互いの「相性に関係なく効果が出やすい」からです。
通常の占いの鑑定もそうですが、鑑定士(またはヒーラー)とご相談者様との相性はとても重要です。
どんなに腕利きのスピリチュアルヒーラーでも、ご相談者様との相性が良くないとヒールの効果も今ひとつになってしまいます。
場合によっては半減以下ということも・・・
そして対面ヒールだとお互いに顔を合わせてヒールをすることになるので、二人の相性がモロに出やすいのです。
しかし、遠隔ヒールですとお互いの顔も個性もわかりません。
これが良い方向に作用し、たとえ本来はヒーラーとご相談者様の相性が悪かったとしてもしっかりとした効果が期待できるのです。
遠隔ヒールはやや難しくはあるのですが、コツさえ掴んだらサポートなしでも打てるようになるはずです。
最後に
ここまで読んでもしかしたら