今回は「死後の世界」についてスピリチュアル的な視点から詳しく解説していきたいと思います。
興味のある方は多いようで死後の世界関連の質問は多くいただきますが、これは「恐怖」からくるものでしょう。
死後、自分の自我はどうなってしまうのか?
死後は何が待っているのか?
今抱えている痛みや苦しみから開放されるのか?
そのような疑問は全て恐怖から来るものです。
一般的に公にされていない、未知の世界であるからこそ、恐怖を覚えてしまうのでしょう。
中には死後の世界と自分について深く考え、思い悩んでしまう方もいらっしゃるようです。
そのような方のためにまずは安心させる言葉を伝えましょう。
「死後の世界は決して怖いものではありません。」
その理由をこれから詳しく説明していきますね。
死後の世界は実在しているのか?
まずはいただく質問の中でも多い
死後の世界は本当に存在しているのか?
という疑問をここで解消したいと思います。
結論から言いますと「存在しております」
人間や動物の魂が生命活動を終えると、その魂は「霊界」へ向かいます。
魂が霊界に向かえば苦しみからは開放される
生前、多くの苦しみや悲しみ、辛さを抱えていても生命活動を終えて、魂が霊界に向かえば苦しみや悲しみ、痛み、辛さなどからは全て解放されます。
同時に生前の記憶や経験も全てリセットされてしまうわけですが、死後の魂は決して悪い状態にはなりません。
死へと至るまではどうしても肉体的にも精神的にも苦痛が伴いますが、その後に痛みや苦しみなどは無いのです。
ですが今が苦しいからと言って決して「自ら命を絶ってはいけません」
多くの宗教が自死を禁じておりますが、それは神の意思に反する行為だからです。
自らの命を自ら絶ってしまうことは最大の罪であり、それまでどれだけ良きことを積み重ねてきても全てが無になってしまうのです。
生命を全うし、懸命に生きることが全ての生物に与えられた最大の使命です。
やまない雨はありません、どんな辛い時期でもそれは決していつまでも続くものではないのです。
辛い時は「これを乗り越えれば楽になれる」と自分に言い聞かせ、懸命に今という時を生きましょう。
霊界で過ごす時間は学びの時間
霊界に滞在し、輪廻転生を待っている間は学びの時間です。
生前学んできたことを振り返り、それを魂に刻み付ける作業を行っていきます。
輪廻転生すると記憶こそは失われますが、この作業により生前してしまった「失敗」などは繰り返さないようになります。
どんな人間でも完璧な方はいません。
どんなに優秀な方でも失敗の一つや二つ、必ずしてしまうものです。
ですが、輪廻転生を繰り返していくうちに人の魂はアップデートされていき、失敗や挫折の少ない人生を歩めるようになっていくのです。
次のステップとして「神界へ」
霊界の更に上の層に位置しているのが神界です。
名前通り神様が生活している世界ですが、神格化された人間もこの世界で暮らすことが出来ます。
霊界で学んだ後の魂は神界へとうつり、神々から「愛」を与えられます。
愛、それは人種、性別、年齢に関係なくもっとも大切な要素の一つです。
目に見えない非常にスピリチュアルな存在でありながらも、一般の方にも認知され、多くの方が必要としているものです。
愛が持つパワーは素晴らしく、常識では考えられない数々の奇跡をも引き起こすことが出来ます。
ですからどんな存在でも愛は必要であり、来世ではより多くの存在に愛を注がれ、与えられるようにしてくれるのです。
そして輪廻転生へ
生前を学び、復讐し、愛を得たあとはいよいよ輪廻転生です。
たくさんの神や天使が立ち合い魂を浄化し、より高次元のものへと昇華します。
それが完了すると次なる世界へと魂を送り出すのです。
次にどんな存在へと生まれ変わるかは上記でお伝えした通りです。
ほとんどの方は自我が芽生えた時には当然のように、自分を受け入れ、自分の生活を送っております。
それをなんの疑問にも思ったりしません。
輪廻転生し、新たな存在に生まれ変わった時も同じように気づいたらまた新たな人生がスタートしているのです
まとめ
よく
「死後は無の世界。
寝ている時と同じような状態が続く」
と言われますが、これは半分はあっておりますが、半分は正しくはありません。
確かにしばらく寝ている時と同じように意識のない状態が続くのですが、それは永遠に続くわけではありません。
輪廻転生が完了すれば、いつの間にかまた新たな日常がスタートしているものなのです。
ですから決して死後を恐る必要はありません。
そして来世をもっと良いものにしたいのであれば、繰り返しますが今のうちに「良きことを積み重ねる」ことが大切となってきます。
これを念頭に入れて行動していただければと思います。