ラベンダーやオレンジと並んで万能な精油・・・
それが「ティーツリー」でございます。
ティーツリーとは
ティートゥリーはもともと日本ではあまり馴染みのないハーブでしたが、アロマセラピーの流行で広く知られるようになりました。
ユーカリと同じフトモモ科に属し、香りもユーカリに似たどこか薬や病院を連想させるすっきりした香りです。
オーストラリアの先住民族のアボリジニ（オーストラリア大陸と周辺島嶼）
はティーツリーの葉を潰し、患部につけ、上から粘土パックで覆いケガや皮膚の治療などに使用してきました。
オーストラリアの先住民アボリジニたちは自然との調和が非常に上手な民族です。
それまで知られていなかった植物を自分たちで試行錯誤し、薬や食料として利用してきたのです。
自然療法が注目されるずっと前から自然治癒力を引き出すような習慣を当たり前のように実践し、アロマセラピーという言葉が生まれる前から植物の力を利用し、治癒や健康増進に使ってきました。
そんなオーストラリアには語り継がれたハーブが数多くあります。
その一つがティーツリーであり、その後に広く世界に知れ渡ったハーブでもあります。
ここまでの紹介でこのハーブにスピリチュアルなものが強く感じられたあなたは鋭いです。
以下では更にこのティーツリーの持つスピリチュアルなストーリーや効果を説明していきましょう。
ティーツリーの持つ驚異のスピリチュアルな効果とは？
最も抗菌・抗ウイルス作用が強い精油の一つであるティーツリー。
コロナが流行ってからはこのティーツリーの売れ行きは右肩上がりだそうです。
また、通常精油というものは、肌に直接つけるのはNGとされておりますが
ラベンダーとこのティーツリーだけは直接肌に塗ることができます。
切り傷、火傷、ニキビなどの消毒や治療に効果を発揮します。
かつてアボリジニーが行ってきたことは現代人にももちろん有効です。
感染症の予防だけでなく、治療までできてしまうまさに万能かつ奇跡の精油といって良いでしょう。
私も季節を問わず常備している精油の一つです。
ではなぜティーツリーには予防、治療、消毒ができるのでしょうか？
それは「自然治癒力」を活性化させる働きがあるからです。
自然治癒力とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現。手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと。「自己治癒力」とも呼ばれる。（WIKIより引用）
自然治癒力は個人差はあれど、誰の体にも備わっているものです。
小さな傷であれば放っておいてもいつのまにか治ってしまうのは（消えてしまう）のは自然治癒力が働いている証拠です。
ただ、自然治癒力の個人差の開きは非常に大きいです。
レベルで表せば1程度の方もいれば1000以上の方もいるのです。
1程度の方であれば、小さな傷程度でも治癒に何日、何週間とかかることもあります。
その一方で1000以上であれば、大きな傷や病気もすぐに治ってしまい、そもそも病気や怪我をしにくいものです。
そしてそんな自然治癒力を効果的に引き出してくれるのがティーツリーなのです。
ティーツリーの自然治癒力を効果的に引き出す使用方法
ティーツリーの自然治癒力を効果的に引き出すには
その香りを日常に溶け込ませることです。
そのためには衣服や住居にうまくすり込ませる必要がございます。
とはいっても難しいことではございません。
「掃除と洗濯」時にティーツリーの精油を使えばそれで済む話です。
掃除の時はバケツの中にティーツリーの精油を5滴ほど垂らし、その水を使用して雑巾掛けをしていきましょう。
また、ティーツリーのスプレーを作り、そのスプレーを掃除時に使用することもおすすめです。
そして洗濯の時は洗いとすすぎの時にそれぞれ10滴ほど、投入するだけ。
ティーツリーの精油にはデオドラント効果もあるので、嫌な匂いもとれるはずです。
人間は香りには慣れるものなので、日常的に使っていれば香りは徐々に感じられなくなっていくかもしれません。
ですが、その効果に耐性はつかないので、知らず知らずのうちに衣服や住居に染み込んだ香りから、あなたの自然治癒力は効果的に引き出されていくことになるのです。
ご家族がいる場合はもちろんそのご家族たちも同様です。
まとめ
万能なティーツリーですが何事も過信は禁物です。
精油は薬ではありませんから、体調が悪くなっても、難病にかかっても
ティーツリーがあるから
と全てをティーツリーに（精油に）頼ってはいけません。
appleの共同創生者である故ステイーブジョブズは、癌の治療に西洋医学は拒絶し、代替
これは自然療法の考えが背景にある「禅」に強い影響を受けていたからだと言われます。
自然食主義を若い頃から貫いていたこともあり、癌も食事で立ち向かおうとしたのでしょう。
確かに日々の食事も人間の自然治癒力と切っても切れないもの。
良い食事をすれば、自然治癒力も高まっていくものです。
が、癌のような強い病気に立ち向かうには、個人の自然治癒力だけでは足りないケースも多いです。
ですので一番良いのは、化学や西洋医学と自然療法をうまくミックスさせることです。
どれにも違った良さがあるので、どれかを切り捨て一つに集中させるのではなく、全てをうまく取り込んで利用することが一番良いと私は考えております。
これは健康面のことだけでなく、何事にもおいて同じことが言えます。
しかし、ティーツリーが万能な精油であることは紛れもない事実。
一つは常備しておくことをお勧めいたします。
