彼岸花、夏の終わりを告げ秋の始まりを告げる花ですが、思わず目を止めて見入ってしまうほどの魅力がこの花にはあります。
彼岸花といえば「死」を連想する方も多いかもしれませんが、彼岸花にはそれだけではない意味と花言葉がございます。
そしてあの宇宙と繋がりを持つ花でもあるのです。
今回は彼岸花の秘密を紐解いて参りましょう。
彼岸花には5つの色が存在する。
彼岸花というと赤色のものが真っ先に思い浮かぶ方が多いと思います。
ですが実は彼岸花は赤色だけではございません。
白色、黄色、オレンジ色、ピンク色のものが存在しているのです。
ですがオレンジ色とピンク色の「彼岸花」は、品種改良で作られた花のため、花言葉は存在していません。
そして赤色、白色、黄色、の彼岸花の花言葉と意味はそれぞれ異なります。
それをここで紹介していきましょう。
赤色の彼岸花の花言葉と込められた力とは?
一番メジャーな赤色の彼岸花の花言葉は
「情熱・あきらめ・再会・悲しい思い出・思うのはあなたひとり」
赤色の彼岸花は天界からの贈りものとされている花です。
自然の造形美に我々人間はたびたび驚かされますが、彼岸花の入り組んだ複雑なデザインもまさに人の創造の域を超えたものの一つと言えます。
だからこそ、私たちは彼岸花に強く引きつけられるのだと思います。
また、彼岸花は死を連想する花なのは赤色がそもそも生と死を意味する色だから、というのも大きいでしょう。
私たちの体を巡っている血液
人間のみが起こし、使えるとされる炎
ライフジャケット、救急セット、消防車のイメージカラー
など、生と死に関するものが赤色である場合が多いですよね。
これは赤色が生命の象徴的なカラーだからです。
あまり知られていないことですが、霊界の入り口には季節を問わず真っ赤な彼岸花が咲き誇っております。
これは「生命の終わり」を示唆したものです。
白色の彼岸花に花言葉と込められた力とは?
白色の彼岸花は非常に珍しく、稀にしかみることは出来ません。
そして白色の彼岸花の花言葉は
「また会う日まで・思うのはあなたひとり」
再会と新しい始まりを意味しております。
白色は「スタートカラー」とよばれており、何かのはじまりを告げる色とされております。
結婚式や成人式などの会場や服装は白を基調としたものが多いのはこのためです。
白色の彼岸花を見かけた直後、何か新しいことをはじめてみましょう。
興味があってやってみようと以前から思ってはいたけど、いろいろな事情ではじめることが出来なかったことはあなたにはございませんか?
白色の彼岸花を見た後に新しい挑戦をすることで成功する確率がアップします。
また白色は「神聖さ」を意味する色でもございます。
ホワイトタイガー、ホワイトライオン、アルビノの個体などは古来から神が宿っているとされて崇められてきました。
白色の彼岸花にも「神力」や「霊力」が宿っていることがございます。
ですので白色の彼岸花を見たら30秒程、彼岸花に向かって手をかざしましょう。(触れたりはしないでください。)
そうすることで、白色の彼岸花に宿っている神力や霊力をいただけることがございます。
黄色の彼岸花の花言葉と込められた力とは?
黄色の彼岸花もまた珍しく、見かけたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしこちらの黄色の彼岸花にもこのような花言葉がございます。
「陽気・元気な心・追想・深い思いやりの心」
ひまわりにも少し似た黄色の彼岸花には、前向きな花言葉が込められております。
そして前向きな力も実は黄色の彼岸花には込められております。
明るく、はじけるような元気・陽気なエネルギーが黄色の彼岸花には込められているのです。
そもそも黄色という色自体に明るさや元気さ、はつらつさ、といった明るい意味がございます。
そして黄色の彼岸花をみるだけでも
「明るさ、元気」を手に入れことができます。
元気が欲しい、という時には黄色を見て、笑顔を(作り笑いでも構いません)浮かべてください。
そうすることで、陽気さや元気をいただくことができるでしょう。
また、黄色の彼岸花には人を童心に帰らせる力もございます。
甲高い子供の声はなんとなく黄色を連想させませんか?
黄色には子供らしさ、子供っぽさという意味があり、黄色の彼岸花にはその人の持つ童心を引き出す効果もございます。
黄色の彼岸花をみるだけで童心に帰り、失われていた純粋さや無邪気さ、思いやりの心などを手にすることができます。
彼岸花に関する禁忌について
彼岸花の花言葉、いかがでしたでしょうか。
彼岸花は決して良くない意味しかない花ではないことがよくわかったのではないでしょうか。
しかし、彼岸花には死をはじめ、良くないイメージがあるのも事実。
そして彼岸花に関する「禁忌」も存在いたします。
これからお伝えすることは決して行わないようにしてください。
彼岸花を持ち帰るべからず
とても綺麗で魅力的な彼岸花。
中には持ち帰りたい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが無断で持ち帰るのは盗掘にあたる場合がございますし、それ以外にも「火事のリスクが高まる」ことにも繋がります。
特に赤い彼岸花は持ち帰らないようにしてください。
赤い彼岸花は燃え盛る炎のようですが、実際に「火の力」が宿っております。
ですので、赤い彼岸花を持ち帰るのは「火種」を持ち帰るのと同意だと思ってください。
時には火事に繋がることもありますので、決して持ち帰らないようにご注意を。
彼岸花を触るべからず
彼岸花は出来るだけ触らないようにしましょう。
そして触ったあとは出来るだけ速やかに手を洗いましょう。
これまで彼岸花には色事に様々な力が宿っていることを説明いたしました。
その力はとても強力であり、抵抗力が低い方が触れてしまうとダメージを受けてしまう恐れがあるのです。
ダメージといっても実際に外傷をおうというわけではございませんが、負担がかかり霊魂や運気を痛めてしまうことがあるのです。
ですので、出来るだけ触れないように、
そして触れてしまった時はすぐに手を洗うようにしましょう。
また、あまり知られていないことですが、彼岸花には花、茎、根などに毒がございます。
ですので間違っても食べたりはしないでください。
まとめ
なんとも神秘的な花である彼岸花ですが、ご紹介したように非常にスピリチュアリティーの高い花であります。
一説では宇宙との繋がりもあり、宇宙の力が宿ることもあるとされております。
ものによってはただみるだけで大きな力を得られることもございますので、彼岸花のシーズンは積極的に鑑賞するようにしてみてください。