嘘をつくことは一般的には良くないこととされております。
ですがどんなに心が綺麗な方でも一度は嘘をついた事があるでしょう
しかし、嘘ばかりつくのは良くありません。
私は人の魂の在り方が感じ取れるのでその人が誠実か、そうでないかはなんとなくわかります。
嘘ばかりつく方を導くこともあるのですが、大抵の場合良くないこと、ツいていないことを多く経験しております。
今回はスピリチュアル的な観点から見た「嘘の影響」を説明していきたいと思います。
嘘には良い嘘と悪い嘘がある
まず、説明しておきたいのが嘘には良い嘘と悪い嘘の二つがあるということです。
嘘=悪いことというイメージがあるかもしれませんが、嘘も方便と言うように必ずしも悪いものであるとは限らないのです。
そして良い嘘と悪い嘘とでは言った後にその人に与える影響も大きく異なるのです。
まずは良い嘘について説明していきましょう。
良い嘘について
良い嘘とはその人が傷つかないようにフォローしたり、安心させるための嘘です。
例えば遭難などの危機的状況に陥った時にパートナーを励ましたり、勇気付けるためにつく嘘や、家族の安否を気遣う方の心理的ショックを軽減させるためにつく嘘などですね。
自分の利益に繋がらず、他人を想いやる上でつく嘘は、信頼や安心・生きる希望などのポジテイブな思考へと繋がる事が多いです。
そのような嘘はついても自分の魂がダメージをうけるようなこともありません。
悪い嘘について
悪い嘘とは、悪意があり他人を傷つくような嘘だったり、自分の利益のために他人を騙し利用するための嘘ですね。
イジメや時にはビジネスの世界でもこのような嘘は多くつかれているようです。
自己満足やお金に目が眩むと、魔がさして悪い嘘をついてしまう事もあるようです。
ですがこのような悪い嘘をつくと魂が傷つき、ダメージを負ってしまいます。
次の章ではそのダメージなど、悪い嘘をついたことによるデメリットについて語っていきます。
悪い嘘をついたことで受けるデメリット
魂がダメージを受けてしまう
誤解はなさらないでいただきたいのですが、嘘をつかれた方ではなく嘘をついた方の魂がダメージを受けるのです。
悪い嘘は大きな「言霊」となり、強力なパワーを伴う場合が多いです。
言霊についてはこちらの記事を参照ください。
今回は言霊についてのお話です。 あなたは普段の会話の中で、どれだけ「言葉の力」を意識して過ごしていますか? 言葉の持つ力はとても大きくたった一言でも人を傷つけたり、喜ばせたりする力があります。 そして言葉をかけられた人がそ[…]
そしてなぜダメージを受けるかというとそれは「罪悪感」によるダメージです。
世の中に完全な悪人はおりません。
どんな方の中にも「良心」というものはあるのです。
そしてその悪い嘘をつくたびに、良心が反応し罪悪感によるダメージを受けてしまうのです。
やっかいなのは初めのうちはダメージを受けているという自覚がないということです。
そしてダメージは魂に蓄積していき、その方はどんどんと悪に堕ちていく・・・・など良くない方向に進んでしまうのです・・・
霊界へと旅立った時にペナルテイを受ける。
魂に蓄積されたダメージは善行を行うことで消えていきます。
ですが善行を行わずに霊界にきてしまうと、霊界からペナルテイを受けることがあります。
そのペナルテイはついた嘘の数や嘘により得た利益の数により変わってきますが、来世の転生などに大きな影響を及ぼします。
運気が低下してしまう。
悪い嘘は運気低下にも繋がります。
なぜなら運気はその方の魂とリンクしているからです。
魂の状態によって運気の変動がおこるのです。
ですので、悪い嘘で魂に嘘が蓄積していくと、運気もどんどんと低下してしまうのです。
オーラが変化してしまう。
人の醸し出すオーラ(雰囲気)はそれまでのその人の生き様によって変化します。
誠実で優しい人は柔らかく暖色系のオーラとなり、明るく活動的な人は太陽のように明るいオーラとなります。
ですが悪い嘘ばかりついている方のオーラはどす暗い色となってしまうのです。
そうなるとなんとなく「近寄り難い」雰囲気になり、人が離れていってしまいます。
良くない霊がよりついてしまう。
嘘が蓄積した魂を好むのは良くない霊です。
ですから良くない霊がたくさんよりついてしまいます・・・
場合によっては憑依されたり、利用されたりとすることも・・・
蓄積した嘘を帳消しにするために善行を心がけましょう。
いかがでしたでしょうか?
悪い嘘ばかりついているとこのようなデメリットが生じてしまうのです。
もちろん、悪い嘘ばかりつくことによるメリットは何一つとしてありません。
もしこれまで悪い嘘ばかりついて生きてきた・・・という方は青ざめてしまったかもしれませんが案ずることはありません。
上記でも触れたように、魂に蓄積された悪い嘘は「善行」を行うたびに消えていきます。
ですからこれまで悪い嘘ばかりをついてきてしまったという方は、心を入れ替え善行を心がけて生きていきましょう。
善行とは小さなことでも構わないのです。
・お年寄りの荷物を持ってあげる。
・ゴミを拾う
・道に迷っている外国人を道案内してあげる。
このように基本的には「世のため、人のために」役立つことが基本ですね。
また、自分自身にとって良いこと、成長につながることも善行となります。
自分のためでもありますので、ぜひ頑張って行ってみてください。
まとめ
改めて言うまでもないかもしれませんが、悪い嘘をつくことは本当に良くありません。
自分にとっても他人にとっても良くないことですので、悪い嘘はつかないように心がけて生きていきましょう。
正直者はバカを見る世の中、と言われることもありますがそんなことは決してありません。
正直で綺麗な魂を持った方は霊界に旅立った時に評価され、良い存在や希望している存在へと転生されたりするのです。
それに正直で綺麗な魂を持つ方のまわりには「良い人」が集まり、自然と良いことも増えていくものです。
ですのでやはり正直に、誠実に生きるのが一番だということですね。
ですが中には嘘が癖になってしまっており、なかなか嘘をつくのがやめられないという方もいらっしゃいます。
そのような方は私が良くない癖を修正し、導いていきますので遠慮なくご相談していただければと思います。